企業の独自性は “ストーリー” で伝わる。
ストーリーメーカーはテクノロジー企業のストーリーテリングをサポートするコミュニケーションエージェンシーとして、世界各地・日本発のストーリーをドイツそして欧州中に届けています。
2001年の創業以来、マスメディア・テジタルメディア、そして近年ではソーシャルメディアを通じてストーリーデザインを核にコミュニケーション戦略の支援サービスを提供してきました。ドイツ(チュービンゲン、ミュンヘン、ベルリン)と中国(北京)の4拠点でコミュニケーションコンサルティング、PR、デジタルコミュニケーション、コンテンツ制作や出版物などを手掛けています。
欧州市場への扉
アジアに進出してから、中国だけでなく日本とのビジネス機会にも恵まれました。日本文化に高い関心を示していた当社の共同代表ビョルン・アイヒシュテットは、日本での滞在を繰り返すなかで、ヨーロッパでは認知が遅れている非常にユニークな製品とテクノロジーに出遭い、そしてそれらを提供する企業が多くあることを知りビジネスチャンスと捉えました。ストーリーメーカーはIT、機械、家電、自動車等幅広い分野のテクノロジー企業の広報支援に取り組み、マーケットエントリーや企業広報などに活用頂いております。企業のストーリー開発や新規市場調査、顧客およびパートナー開拓等におけるPR、メディア対応やデジタルコミュニケーション(ソーシャルメディア、ウェブサイトの現地語化など)、テキスト、グラフィック・ビデオ制作、展示会のサポートなどストーリーメーカーでは各分野の専門性を活かしたサービスを展開しております。
日本企業へのサービスを提供する日本専門チームを構え、ヨーロッパでのPR実施をダイレクトに行うことが可能です。ヨーロッパにおける事業展開では、ロンドンやパリを初めとする主要都市にパートナーエージェンシーのネットワークを持つため、クロスボーダーなサポートを行うことも可能です。日本の広告代理店等を経由した従来の方法では得ることのできない、意思の疎通とスピード感あるダイレクトなコミュニケーションとなります。英語がコミュニケーションの障壁となる場合でも、日本語で対応するため、現地のメディアにより効果的に響く広報プランをスムーズに実施していくことができます。
「メイド・イン・ジャパン」はヨーロッパにおいてもそれ自体が高品質なブランドを意味しています。しかしながら、ドイツでそれらのブランドの背景にあるストーリーを知ることはほとんどありません。ヨーロッパでのブランディングにおいて、製品や企業の背景にある歴史や基幹技術を広報活動を行う際の重要なリソースのひとつとして用いるのはストーリーテリングの一般的な手法ですが、欧州展開の際にこのことを認識している日本企業は非常に少数です。ドイツの新聞が速報性の高いニュースよりもビジネス誌のように事象の背景や技術の記事が多いのは、記者独自のジャーナリズムを重んじる傾向があるためです。デュッセルドルフのJETROとストーリーメーカーが共同で行った調査では、ドイツのジャーナリストは日本企業との接点を保つことが難しいという結果が出ました。しかし、同時に技術面で革新的な製品を生み出すポテンシャルを日本企業に期待しています。ストーリーメーカーは、PR・デジタルメディアコミュニケーションにおいて、日本企業のお客様を日本と欧州の両方の視点からコンサルティングサービスを提供し、EUビジネス拡大をサポートします。